鈴鹿央士 塔野カオル 役

「夏へのトンネル、さよならの出口」で塔野カオル役を演じました鈴鹿央士と申します。

原作を読ませていただいて、八目先生がつくられた物語にどっぷり浸かっていましたし、ずっと浸かっていたかったです。

丁寧で綺麗な描写に情景が浮かんできて、僕は秋に読んだので夏が恋しくなりました。

アニメーションの声を務めさせていただくことが決まった時は、自分には恐れ多いことだと思いました。

オーディションでは、初めての体験をただ楽しむことにしていたので、まさかこの役を務めさせていただくことになるとは思っていませんでした。

普段、映像の世界にいる自分にとって未知の領域を体験し、アニメーションの奥深さやキャラクターを創りあげていく過程に心弾みました。

小さい頃から触れてきた日本を代表する文化の一つに声というピースで参加することができてとても幸せな気持ちと緊張感に包まれました。2日間のアフレコで監督を始めとするスタッフさん方、飯豊さんにも支えられて楽しみながらアフレコできました。

声をあてた時はまだ動画になっていなくて、色もついていなかったので、どのようにあの世界が彩られているのかとても楽しみにしています。